朝日住宅株式会社

ORDER

“陰翳礼讃”をモダンに楽しむ
黒を効かせた心安らぐ住まい

「固定観念を払拭し、オーダー1つひとつに真摯に向き合ってもらえて感謝。
特に室内天井を途中で黒に変更したのですが、難色を示すことなく柔軟に対応していただけました」そうご主人が話すように、Mさんの家は黒が主役。
外観や内装の壁、天井に黒を使い、ウォールナットの床や柱に貼ったタイルとの組み合わせを楽しんでいる。
間接照明がもたらす陰影や、天井に埋め込んだスピーカーから流れる音楽も心地よく、まるでカフェやセレクトショップのよう。スタイリッシュな色使いだけではなく、「家族全員がリビングで快適に過ごせるように」と考え抜いたレイアウトが見事だ。
キッチンから見渡せるリビングには書斎、小上がりの絨毯スペースがつながり、ほどよい目隠しを交えて空間を一体化させている。落ち着いたインテリアとセンスのいい音楽に包まれて、何気ない日常さえ贅沢に楽しむ姿が眩しいほどだ。

: キッチン、リビング、書斎、小上がりの絨毯スペースと、
緩やかに区切った空間づくりが魅力。
真っ黒の天井と間接照明の組み合わせがスタイリッシュだ。
TVボード奥の壁の向こうに書斎がある

: ご主人が音楽とギターを趣味に持つことから、リビングの音響設備もこだわった。TVボード脇にスピーカーを置くことを想定し、壁の幅をぴったりサイズに設計してもらったという。
天井にはご主人自ら埋め込んだスピーカーが備わる

: 小上がりの絨毯スペースの奥には2階へ続く階段がある。
リビングのインテリアはすべて、ウォールナットの床色に合わせて夫婦で探したもの

: キッチンの隣に洗面や浴室などの水回りを凝縮させた。
家事時間が短縮できるだけでなく、
キッチンに立てば家族がどう過ごしているかが一目瞭然だ

: 見た目の美しさ、使いやすさの両方を叶えるキッチンは奥さまの希望。
扉付きの収納が多く、片付けがしやすいのも魅力だ

: 玄関ホールにも黒い天井を採用。
木とアイアンを使った靴入れは、オリジナルでオーダーしたもの

: リビング南側にある書斎は、床を一段下げてゆるやかにゾーニングしている

: 屋根や壁に加え、サッシや基礎まですべて黒く仕上げたオールブラックの住まい。
凹凸感のあるデザインを採用することで、単色ながらもメリハリのある印象に

INFORMATION

敷地面積	359.25㎡［108.67坪］
延床面積	129.75㎡［39.30坪］（１階 77.25㎡、２階 52.50㎡）
構造・工法	木造軸組工法（2×4工法）
施工期間	4か月